松伏町公共施設等個別施設計画《公共建築物編》を策定しました。

　松伏町では、高度経済成長期の１９６５年（昭和４０年）代頃から、周辺市と同様に宅地化が進行し、１９７５年（昭和５０年）から１９８９年（平成元年）の田中土地区画整理事業や、１９８７年（昭和６２年）から１９９５年（平成７年）の外前野特定土地区画整理事業の実施により、人口が大きく増加しました。こうした中、町民ニーズの高度化・多様化による行政需要の高まりもあり、町では公共施設等の整備を進めてきました。

　しかしその後、経済は低成長期に入り、少子高齢化も進行する中、国・地方ともに厳しい財政状況に直面し、今後多くの施設の維持管理費用が老朽化により増大することから、２０１６年（平成２８年）３月に町は公共施設等の計画的・効率的な維持管理と更新等に関わる基本的な方向性について定めた「松伏町公共施設等総合管理計画（以下「総合管理計画」という。）」を策定しました。

　この度、総合管理計画の更なる推進と公共施設等のサービス水準の維持向上及び財政の健全性の両立のため、各施設の現状把握や分析をし、施設の長寿命化及び改修又は更新の優先度並びに年度間における財政負担の平準化等を勘案した「松伏町公共施設等個別施設計画《公共建築物編》」を策定しました。